Invited Artists2023年招待作家

2023年招待作家

保坂俊彦
 母親が三種町出身だった縁により、学生時代にサンドクラフトinみたね(当時サンドクラフトin八竜)に参加。この時の砂像制作がきっかけで、砂像彫刻家としての道を志す。
東日本大震災後の2011年に台湾で開催された砂像世界大会「福隆國際沙雕藝術季」では、台湾からの多大な支援に対する感謝の気持ちを込めた砂像を制作し、現地メディアに広く取り上げられた。2017年には同じく「福隆國際沙雕藝術季」で見事優勝を果たす。
「進撃の巨人」の砂像や「日清カップヌードル」の砂像、映画やドラマ用の砂像など、国内外で多数の作品を手掛けている。
 2021年4月より、宮城県東松島市の地域おこし協力隊として活動中。
略歴
1974年 秋田県生まれ
1997年 「第1回 サンドクラフトin八竜」に参加
1998年 東京藝術大学 美術学部 彫刻科を卒業
主な受賞歴
2008年 「USF World Championship at Sandfestival Ruhr」(ドイツ) ソロ部門第3位
2016年 「中国罗田国际沙雕大赛」(中国) 準優勝
2017年 「福隆國際沙雕藝術季2017」(台湾) 優勝(作品名:宮本武蔵)
     同時に参加アーティストの投票で選ばれる「アーティストチョイス賞」を受賞
2018年 「福隆國際沙雕藝術季2018」(台湾) 準優勝
2022年 「第1回サンドアートジャパンカップ2022」(宮城県東松島市)優勝・アーティストチョイス賞 同時受賞
主な制作歴
2013年 「日清カップヌードル」PR砂像を制作
2013年 「進撃の巨人」PR砂像を制作
2015年 「新宿クリエイターズ・フェスタ」(東京)にて東宝「ゴジラ」を制作
2016年 「あさひ砂の彫刻美術展・砂の大恐竜展」にて総合演出を担当
2019年 アメリカのニュース雑誌「TIME」誌の表紙を飾るサンドアートを制作
メッセージ

サンドクラフトinみたねは今年で27年目を迎える三種町を代表するイベントとなりました。その第1回目から参加させて頂いたことを大変光栄に思います。私にとって砂像を制作する原点が三種町のサンドクラフトです。今年のテーマは「砂で創る世界の芸術」。世界中の素晴らしい芸術が、砂像になって蘇ります。世界の芸術とサンドクラフトの融合を是非お楽しみください。

松木由子
略歴
高知県南国市生まれ。高知大学教育学部を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科博士前期課程を修了。
2010から2012年の三年に渡って、サンドクラフトinみたね中型砂像部門で最優秀賞を獲得し、2013年には日本国内初の女性プロ砂像彫刻家となり、特別砂像制作作家として招待される。
2019年からパウンドアップ(自分で型枠に砂を入れるところから始める)スタイルの海外大会に挑戦して以来、日本人女性唯一のパウンドアップスタイルコンペティターとして海外で活動。2023年も国内外の様々な競技大会に出場予定。

主な受賞歴
2010年 ~ 2012年 「サンドクラフトinみたね」中型砂像部門 最優秀賞(3年連続)
2012年 「稲沢サンドフェスタ」(愛知県) 金賞
2015年 「吹上浜砂の祭典砂の彫刻国内選手権大会」(鹿児島県) 3位
2019年 「ヨエンス国際大会」(フィンランド) ソロ部門3位
2019年 「カナダパークスビル ビーチフェスタ」(カナダ)国際大会 ソロ部門4位
メッセージ

2010年に初めて「サンドクラフトinみたね」に出場して以来、私の夏の始まりはずっとここ、三種町でした。
初めて1人で彫った砂像は中型3段。こんなにいい砂で海を背景に制作できる場所があるなんて!!南さつま市の「吹上浜砂の祭典」で保坂さんの砂像を見なかったら、きっとここには辿り着けていなかったと思います。この三種町の「サンドクラフト」に通った最初の3年。高知からの車の旅、地域の方の心遣い。縁の下の力持ちの方々の苦労の中の笑顔。その全てが今の自分に繋がっています。
今年は高校生の砂像甲子園も開催されますね。ここから地元出身の若い彫刻家が育っていくことは関係者の方々にとって何よりの喜びだと思います。
砂像の灯火を消す事なく30年に向かうこの「サンドクラフト」で今年も制作の「ステージ」を与えていただけることに感謝して毎日の制作を楽しみたいと思います。

林真理
略歴
千葉県生まれ。2001年に産能大学経営情報学部情報学科を卒業したのち、千葉美術予備校成田校一般アートカルチャー部にて油絵を学ぶ。
2018年から砂像制作を保坂俊彦氏に師事し、本格的に砂像制作活動をスタート。制作アシスタント及び体験教室の指導サポートを務めるとともに、自らも砂像制作に励む。
主な受賞歴
2006年-2019年 千葉県旭市「あさひ砂の彫刻美術展」にて一般参加チームで砂像を制作し、市⻑賞・千里浜砂像協会特別賞・実⾏委員⻑賞他、各賞を獲得。
2020年 「第20回なよろ国際雪像彫刻大会JAPANCUP」(北海道)観光協会会長賞(保坂氏、保坂氏に師事する仲間とともに「Team H」として出場 )
2022年 「メ~テレ60周年 内海まつり2022砂像コンテスト」審査員特別賞
2022年 なないろの芸術祭「サンドアートジャパンカップ」準優勝
メッセージ

今年もまた三種町へ来ることが出来ました。ありがとうございます。 今回はゴッホを担当しました。情熱を込めて描かれたタッチを、砂に表現してみたいと思います。

相澤澄惠
略歴
秋田県三種町生まれ。
秋田公立美術大学附属高等学院に入学後、主に金属工芸を学び、様々な立体作品を制作してきた。現在は女子美術大学に在学しており、ファッション、テキスタイルを勉強中。
サンドクラフト受賞歴
2019年にサンドクラフト小型部門で1作目の天使を制作し、3位に入賞。2021年の2作目では友達4人と中型砂像hello!!!!を制作。3作目の制作となった2022年では、4段(2.4m)の特別砂像を制作した。
メッセージ

今年も招待していただきありがとうございます。 去年より素晴らしいと思って貰えるような作品作りをしたいと思っています。そしてたくさんの人に見ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!!

横山雅姫
略歴
2020年 3月 宮崎県立佐土原高等学校産業デザイン科 卒業
2020年 4月 武蔵野美術大学 造形学部 彫刻学科 入学
2022年より保坂俊彦に砂像を師事。サンドクラフト2022inみたねで特別中型砂像「化け猫・九尾の狐」を制作。
主な受賞歴

2022年 「メ~テレ60周年 内海まつり2022砂像コンテスト」審査員特別賞

メッセージ

今年で2回目の参加になります。砂像を通じて地域の方々とたくさん交流していけたらなと思っています。今年も参加することが出来てとっても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

https://sand-mitane.com/wp-content/uploads/2023/05/yokoyamasan3.jpghttps://sand-mitane.com/wp-content/uploads/2023/05/yokoyamasan5.jpghttps://sand-mitane.com/wp-content/uploads/2023/05/yokoyamasan4.jpg

黒潮町砂像連盟
略歴
高知県黒潮町を拠点として、1989年に発足。全国各地に住む会員と共に砂像制作に取り組んでいる。黒潮町で行われる「Tシャツアート展」を始め、各地の大会やイベントで砂像制作を行っている。
国際大会における主な受賞歴
1995年 「吹上浜砂の祭典 国内選手権大会」(鹿児島県) 優勝
2001年 「ワールドサンドクラフトチャンピョンシップ」(カナダ) 第5位
2007年 「TVチャンピオン2 サンドアート王選手権大会」(千葉県) 優勝
2012年 「稲沢サンドフェスタ」(愛知県) 準優勝
2017年 「鳥取砂のルネッサンス 国内砂像選手権」(鳥取県) 優勝
メッセージ
黒潮町砂像連盟は、会長である武政登と愉快な仲間たちの物語です。幸いにもまだまだ上手にキレイには彫れませんので、我が道を進むことにしました。是非この世界観を浜で堪能してください。そして、堪能したその先は、気がつけばあなたも一緒に…
※親方もまだ健在です。